2009年05月05日

ウッディな座椅子

久しぶりの投稿。

最近、仲間内で木製のキャンプチェアが流行ってますね。
座り心地よく、手触りよく、自然の素材って、使っていて安心できます。


でも、私は自称地べたキャンパー。
チェアは、スタイルに合わないんです(って、使っていますが)

15年ほど前に、近所のホームセンターで購入した、木製座椅子。
そういえば、木製の椅子、おいらも持っていたなぁ、と思い出し、
白馬でのキャンプ時に、倉庫(車とも言う)から引っ張りだしてみた。

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一応、コンパクトに丸まります。
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丸めて、ストラップをくるっとまわせばOK

焼き印が押してあるので、メーカーがわかりました。
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アメリカはマサチューセッツで作られている、HOWDA SEAT
なんと、今でも作られているようです。

今でも作られているどころか、100年以上続いている老舗だったのね。
これ、購入時、タグに象のマークがついていて、インド製かと思っていた(笑)

地べた派は少なそうなので、流行らないね。これ(笑)
posted by ういり at 10:01| Comment(2) | TrackBack(0) | ファニチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

MSR REACTOR

きょう仲間からMSRのReactorを見せてもらった。

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ポットは使いやすそうなサイズ。ラーメンを煮るのもスパゲティを茹でるのもやりやすそう。このポットがとても良く考えられていて、蓋は透明だから内部の様子がわかるし、ツマミはゴムだからザックの中でも平気。バーナーヘッドと250缶を中に入れて蓋をすると、ツマミ裏側のゴムが缶を押さえて中でカタカタ動かないようになる。それにポットの取っ手が蓋押さえになってさらに固定機構も備えている。

製造はかなりの箇所で溶接してあり結構たいへんそう。作業工程的に考えたら妥当な価格なんだなあと思う。

赤変したヘッドにMSRのロゴが浮かび上がるところなんかは遊び心があって楽しいね。

バーナー内部が完全にブラックボックス化されてるから、現地でトラブったら対応のしようがないのが怖い、とは友人の言葉。専用ポット以外も適用不可なところも厳しいね。
posted by Jabbersig at 22:39| Comment(3) | TrackBack(0) | ストーブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

リバーツーリングカヌー考

もうだいぶたちますが、ここのメンバーで那珂川にカヌーキャンプに行ってきました。
で、今回集まった艇がまた千差万別。
リジッドカナディアンカヌー、ダッキー(インフレータブルカヌー)ファルトボート。
新しい(新型の)艇は有りませんが、参考になるかと挙げておきます。

では紹介しましょう。

オールドタウン キャンパー
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現存する世界最古のカヌーメーカーオールドタウンのフラッグシップモデル。
ロイヤレックス製で、丈夫です。静水域で使われるように設計されています。

静水では安定していると言われるカナディアンですが、流水では難しくなります。
水が入りやすいので、浮力体を詰め込んでいます。
荷物はとにかくたくさん積めます。


グラブナー ソロ
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インフレータブルカヌーメーカーの中でかなり信頼できるカヌーを作っているオーストリアのグラブナー社。ソロはマイナーチェンジにより、A-1というモデルになって、現存しません。

セルフベイラーと、大きなシートにより、ホワイトウォーターでも快適に下る事が出来る。オープンデッキなので、濡れる事は覚悟しなければならない。


グモテックス ジュニア
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柔らかめの艇で、比較的安価で提供されるチェコのグモテックス社。初心者に乗りやすいが、基本的に激流向きとは言えない。その中でも子供用に位置づけされたジュニア。それでも80kgの積載量が有り、大人でもなんとか乗れる。

子供が乗っていますが、荷物が無ければ大人が乗っても楽しい。ただし、底は一枚皮なので、大人が乗ったときに底を引きずらない方が無難です。


ファルフォーク ボイジャー360
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モンベルに吸収されたファルフォーク。現在アルフェックというブランドで生産されている。ボイジャーシリーズは、リバーツーリングに耐えられるクローズドデッキのファルトカヤックとして位置づけされているが、360と言うサイズは現存しない。現在のアルフェックでこのサイズだとアリュートというモデルになるが、こちらはクローズドデッキではなく、静水向きといえる。

短い艇なので、積載性はあまり高くないが、1〜2泊程度ならどうにかなる程度。


アルフェック ボイジャー415
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上記アルフェックのボイジャーシリーズで、現在一番小さいモデル。
アルフェックで川を下ろうと思うと現在選択肢はこれだけか。

ファルトカヤックの中でそこそこの値段で購入でき、そこそこの積載能力があり、そこそこの剛性が有る。操縦性も悪くなく、日本の川はこの艇が有れば上から下まで下って来れるであろう。

posted by ういり at 10:50| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

チタンダブルマグが好き

SANY0004.JPGSANY0003.JPGSANY0002.JPGダブルウォールのマグカップが好き。
熱い物は冷めにくく、飲み口も熱くならない。
とりわけチタン製のものは味も無いし、軽いので山にも持っていける。

熱い飲み物を飲むのに便利なだけでは無い。
チキンラーメンみたいにお湯を注いで待つだけの保温調理するのにも適している。

昨秋の登山の時も、お湯を沸かして注ぐだけのフリーズドライフーズとチキンラーメン、マッシュポテトなどを組み合わせてお湯を沸かすだけで煮込みが必要な食材は一切持って行かなかった。このおかげで2泊3日110缶の2/3位を消費するだけで済んだ。上手く使えば4泊位は1缶で済みそうである。

そんな訳で、今までも2つのダブルウォールカップをスタッキングして常時持って行っていたのだけれど、コッフェルやガス缶との組み合わせに不満があった。上手くスタック出来ず、嵩張ってしまっていたのである。

何とかしたいなぁと思いつつ、Wild1で物色したら、丁度良いのがありました。

*の雪峰というシリーズ。高さ3種類、入れ子式にスタッキングできる様、豊富な直径がが揃っている。

存在は知っていたけれど、あまり真剣に見たことは無かった。

でもこれだけしつこくサイズを各種取り揃えるのはシステム化大好きなこの会社ならではとも思う。他社ではやらないだろうなぁ。

売り場の110缶を拝借し入れて見ると、丁度良さそうなのはギリギリ入らない。しかし思いついてガス缶を反対にして入れてみると、誂えたようにはまった。M400というサイズである。コーヒーなどの飲み物用に丁度良い大きさ。

これがすっぽり入るのがM600というサイズ。スープを飲んだりチキンラーメンや、最近出た日清カップヌードルのリフィル?を作る時なんかに具合が良さそうである。しかもこれは250缶と直径がほぼ同じなので、色んなコッフェルと相性が良い。

とりあえず手持ちのPRIMUSのトレックケトルに入れてみた。
このケトルにカップ2個と110缶、ガスバーナー1個がすっぽり、がたつきも無く(これは重要)綺麗に収まった。

コンパクトでかなり満足な組み合わせである

しかも110、250のガス缶とほぼ同じサイズなので、それぞれを色んなコッフェルやジェットボイルに収納でき、応用も利きそう。

色んな物を組み合わせてピッタリ嵌った時って凄く嬉しいですね!
posted by KWSKa3i at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | クッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

伝説となったフレーム

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一応、このブログはまだ生きてます(笑)

写真はCHUMBA WUMBAの傑作フレームである、ZULU THE HARD TAILである。

通常のリアサスがない、所謂ハードテールバイクのフレームはトライアルフレームを除き、ある程度のオールマイティ性を備えているが、 コイツだけは違う。

目的はただ一つ「下る」事だけ。

登りは全くムリではないが、極端なヘッド角のせいで、恐らく直ぐにフロントが上がって使い物にならないだろう。


技術の移り変わりが激しいMTB界であるが、このフレームは何年も同じジオメトリーで作られ続けた。

この様にモデルチェンジを殆ど行わないMTBは非常に珍しく、実に男らしいフレームと言える。


作りも非常に凝っている。

横方向のガゼットは少しづつ手作業で何度も曲げ加工をされてるし、B.B.位置がシート位置よりかなり後ろなのも特徴。

さらに、サドルを地面と水平にするのがほぼ不可能なほどシート角が傾斜している。

この様に特徴だらけの斬新なスタイルにも関わらず、完成度の高い下り性能のおかげで人気があった。


それを証明するかの様に、たまに試乗に貸すと、恐ろしく乗り易いとの声が聞かれたし、私自身も大げさでなくリアサスが付いてるような錯覚に陥る事があった。

フロントのガゼットと呼ばれる横方向の補強に対し、リアは簡素そのものであるので、相対的な剛性の違いからこの様な錯覚に陥ると思われる。


実に面白いフレームなのだが、残念な事にいつの間にか本国のウェブサイトからその姿が消えてしまった。

要因はいくかあるだろう。

MTB需要自体の減少、下りに特化しすぎ、良心的な代理店の内外価格差極小にも関わらず高価である事など、時代に合わなくなってきたのだろう。

これからも楽しく乗っていこうと思う。
posted by TKS at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | TKSの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

レビュートーメン・ランドマーク

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のりちんのサイトで話題に上がったから載せてみた。裏面に『LHOTSE EXPEDITION 1988』って書いてあるけど、ローツェとどんな関係があるのか知らない。

当時、高度計を内蔵したモデルが欲しくて買いにいったんだけど、あまりのゴツさ厚さにビビって大人しいデザインのコレにした。24時間表示による方位計機能があるんだけど、実際コレをはめて山へ行ったことは無し。もっぱら街専用。ついでに蓋が開く意味もイマイチ不明。
posted by Jabbersig at 16:47| Comment(8) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

アトム・マントル

ランタン用の昔のマントルは現在のマントルに比べて明るかったという話をよく聞きます。一説には放射性物質を含んでいるので明るいとか。

これを確認すべく、実際にγ(ガンマ)線計測器を借りて測定会を実施です。検体は全16種類。結果は15/16の確率で放射線を検出しました。

測定会の一コマ
AtomMantles.jpg

マントルが含んでいるのはトリウム-232らしく、トリウムは発光がいいみたいなので、マントルに利用されるんでしょうね。ネット検索してみると、放射線の種類であるα線の飛跡を観察する霧箱の、放射線源としてマントルを利用するらしいです。身近な放射線源としてメジャーだったんですね。国産メーカーのマントルは試してませんが、やはり放射線を出してるらしいですよ。

番外編
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怪しかった腕時計(超有名メーカー超人気モデル)はシロでした。昔の夜光塗料も放射性物質を含んでいるって言いますモンね。
posted by Jabbersig at 23:55| Comment(3) | TrackBack(0) | ランタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

BSモールトン

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少し前にBSモールトンを完成させた。
モールトンは英国生まれの小径車。現在80歳越えのアレクサンダー・モールトン氏が原型であるシリーズ1を40年前に設計しているが、
氏の協力を得て、ブリヂストンが現代風にアレンジしたのがBSモールトンだ。
今ある全ての小径自転車はモールトンが元祖なのである。

現在モールトンは大きく別けて3種類の車体が存在する。英国製のお城モデルとライセンスモデル、日本製のBSモールトン。
値段は後の物に向かって倍々ゲームで安くなる。が、精度は一番安いはずの日本製BSモールトンが一番。さすが日本製と言うべきか。

完成したBSモールトンは2006年から発売された色指定可能な分割フレームをベースにしている。
厳密には日本車なので、パーツはシマノで組みたい所だが、天邪鬼の私は主要パーツをイタリアのカンパで組んでみた。
最近のカンパやシマノなどのパーツメーカーはレースで勝つパーツ作りを身上としているので、軽量化の為にカーボンを使ってみたり、
デザインを変更したりで、見た目重視の私には面白くない。

そこでオークション等で古いパーツを集めたいが、幸いにもパーツは間に合ってる。
実は何年も前から手持ちのパーツが似合うフレームの登場を待っていたのだ。

クランクは美しいカンパのCレコ、ディレイラーはアルミレコードとコーラスにしてある。シマノにない造形の美しさが特徴。
但し、性能に直接影響するカセットやハブ、ブレーキなどはシマノにしてある。余り見えないので問題ない(笑)。

私がモールトンに求める三大要素は分割、ドロヨケ、スタンド。この三つが揃ってこそ日本で実用で使える自転車になると確信している。
だが、世間で流行ってるBSモールトンの仕様は非分割、ドロヨケナシ、スタンドナシである。
そんな事をしたければロードにでも乗れば良い。小径車は性能が中途半端なので小径を生かした仕様にするのが素直でカッコイイと思う。

この完成したモールトンの一番の特徴はお城製のドロヨケ。標準でドロヨケは付いてくるのだが、デザインがイマイチ。
私の想像通り、このお城製のドロヨケが良く似合う。
ドロヨケは素人目簡単に取り付けられるように見えるが、実は最も取り付けが難しいパーツの一つ。
これを付ける為にフロントサスの金具を削ったり、熱を加え変形させたりしている。
車輪の径に沿うように取り付けるのも腕の見せ所。散々苦労したが、ショップの協力もあり、やっと満足いく仕上がりとなった。


走った感じはスムースその物。低重心とバネ下軽量を両立しているので軽快に進む。
BD−1のような小径車しか乗ったことがなければ、あまりの違いに驚く事必死である。
posted by TKS at 22:36| Comment(6) | TrackBack(0) | TKSの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

秋山のつもりがほとんど冬山の双六岳

10月7日〜9日で新穂高温泉〜双六〜槍ヶ岳〜新穂高温泉の予定で出掛けて来ました。槍ヶ岳は約20年ぶり、標高3000m超えでのmoss泊も初めてとあって、今回の計画に掛ける意気込みは、それはもう中々のものだったんですよ・・・

きっと天気も良くなるだろうと楽観しつつ小雨交じりの新穂高温泉を6:40に出発。雨具だと暑くなっちゃうかな?と思いArcのソフトシェルでスタート。
わさび平小屋を経て鏡平に11:00着。この辺りが一番紅葉が綺麗。

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天気が良ければ鏡池に映る逆さ槍が見事な筈なのに、眺望は全く無し・・・
昼食を取ろうと思うが、雨のしのげる小屋の軒下は満員御礼で、仕方なくびしょ濡れのベンチで食べるだけ食べて早々に出発。

弓折岳付近の稜線に出た辺りで、みぞれ交じりの強風が吹き始める。
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ソフトシェルは既にビショビショ、手もかじかんで来た・・・
とにかく先を急ぎ双六小屋を目指す。
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13:15やっと着いた頃には手の感覚も無く、ザックのバックルも開けられない状態・・・小屋でコーヒーを飲みほっと一息ついてから今回の相棒、outlandを設営する。
張り終わった頃から地面が白くなりだし、夕暮れ時にはあたり一面雪景色に変わってしまい、風も時折突風交じりの荒れ模様・・・
幕体に叩き付ける雪の音と風に煽られて変形するoutlandに不安を感じながら浅い眠りの一夜を過ごす。ラジオで白馬や奥穂高での遭難のニュースを知り、明日は朝天候が回復していなければ1日沈殿しようと決めた。雪に押されて狭くなってしまうのを内側から押し戻しつつ朝を迎える。明け方の最低気温が1℃位。
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風上側はびっくりするくらい埋もれてました・・・
暇つぶしに小屋でスコップを借りてテントの周囲を雪掻きしたり壁を作ったりしつつも、1日中テントの中でラジオを聴きながらゴロゴロ過ごす。
じっとしていると寒気が染み入ってくる。
翌朝は回復しそうなので、双六山頂でご来光を拝もうと思い、朝一で行動出来るようびしょ濡れの雨具を着たままシュラフに入り乾かすことにした。気持ち悪いけど、早朝の寒いときに冷たい雨具を着ると気持ちが萎えてしまいそうなので我慢我慢

翌朝4時半に起床してテントから外を眺めると綺麗な星と月が見える。
あわてて朝食を摂り5時には外に出て行動開始。今回新調したMYO−XPはスポットが効いてるので到達距離も長く、これまでのLEDヘッドライトと違って夜間の行動にも十分使える。フィラメントの焦点調節のようなムラも無く気持ち良い。

空荷なのでハイペースで高度を上げていくが、巻き道との分岐の辺りから夏道が分かりづらくなり、GPSで確認しながら進む。それでも何回か方向を誤り雪交じりの岩場をトラバースしたり、下降して登り返したり慎重に進む。
勾配のきつい所を抜けるとなだらかな大斜面が広がっている。
まだ誰も歩いていない雪原をザクザク踏みしめながら頂上を目指す。とても気持ち良く、寒さも忘れてハイな気分になる。
振り返るともう日の出が近そうなので、歩みを止めてしばらく待った。
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ご来光と槍ヶ岳

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モルゲンロートに染まる三俣蓮華

もう少し登って双六の山頂に到着。
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360度の素晴らしい眺望を楽しみ、来夏目指す黒部五郎、雲の平方面を目に焼き付ける。
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テン場に戻って撤収開始。
ようやくお約束のフライ無しの写真が撮れた(笑)
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晴天下で真っ白な稜線を快調に下山する。


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途中鏡池で逆さ槍を眺め、途中の紅葉と白く染まった山々の対比を楽しみながら一気に下山。

新穂高温泉までの所要時間5時間で到着。もう歩きたくないと思った。
槍には行けなかったけど満足度100%の山行だった。
posted by KWSKa3i at 22:45| Comment(7) | TrackBack(0) | フィールドレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

ハイキングキャンプ・ザックチェック編

9月23-24でこのBLOGに集まる皆々で八ヶ岳南端の青年小屋にトレッキングに出かけてみた。集まったのは事前に参加表明のあった大人5人子供1人+当日参加の親子で合計8人。台風が接近していたので天候が心配だったけど途中で逸れてくれたため、望外の好天に恵まれとても気持ちの良い山行となった。

登り3時間強のお気楽トレッキングなので参加者の装備も様々で、ザックにもそれが反映。

まずはjabberSigさん
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 GraniteGearのVaporTrailというモデルで、59Lで900gという超軽量のザック。
この中にHoopedOutlandが入っているあたりが、軽量化と趣味のせめぎ合いが見えて面白い。他にもヘッドライトにティカXPを導入したり液燃を止めてガスにしたりして軽量コンパクトを志向しているけど、普通真っ先に検討する筈のテントが大きく重い(笑)
 しかしこれは今回集まったメンバーほぼ全員に共通する矛盾なので、これを気にしてはいけない。むしろmossを担ぎ上げるために他を軽量化しているのだと前向きに考えたい。
 ザックそのものは、軽量ザックと聞いて想像しがちな貧弱なパッドと違い、しっかり厚みのあるパッドで形も良く、背中の当たりは良さそうに見えた。
巻き込み式の蓋と、一つもポケットの無い造りの使い心地はどうなのか気になるところ。

続いてu-ichiroさんのArc'Teryx Bora65Lt
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ブラックスペクトラを使っていてシェイプもすっきりスリムで凄くカッコいい!モデル名のLtは何の略なのか国内代理店、本社にも問い合わせたけど分からなかったとのこと・・・誰か知ってたら教えて下さい。
中に入っていたテントはOutlook。明け方は2℃まで冷え込んだけど寒くなかったかな?風が無ければ大丈夫か。ストーブはMSRウィスパーライトと唯一のガソリン、しかもPRIMUS P541ランタンまで持ってきてました。このランタンは軽量コンパクトで明るさも十分、現状コンパクトガスランタンの中では個人的には最もそそられます。しかしu-ichiroさんがガス器具使うのは初めて見たかも?
ザックの背負い心地は言うまでも無く最高レベルなんでしょう。大きさ的にも使い勝手が良さそうです。

お次はTKSさんのBora80
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何でも入ってしまいそうなこの大きさに入っていたのは今回唯一の国産モンベルのステラリッジ2。
テン泊登山は今回が2回目で装備も現在試行錯誤中といった感じ。しかしどれも最新なのでうらやましい・・・
帰ってきて早くも軽量化を考えるものの周りにまだ早いんじゃないの?と止められてしまった。軽量化には年功序列制導入か?

そしてフォルクレさんのGregory Rockcreek
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パック界のロールスロイスと言われるが、これはその中でも相当貴重な年代物。
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こんなのを現役で使っていることが奇跡なんじゃないかと思う。背面システムを見ると、自分が昔使っていたシュイナード・ドラゴンがそっくりだった。当時は凄いと思ったが、全くのコピーと分かってがっかり。テントは後ろのメッシュ部分のフライにも出入り口の付いた珍しいOutland。特注かサンプルだったんでしょうか?

最後にkwsa3iのDANA Glacierとその子供のOsprey Pica kid's Pack
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二人分の荷物とOlympic、heptawingなどを詰め込んでボリュームは今回一番。しかし持ってみると見た目ほどには重くなかったりする。結構古いザックだけど、ウエスト周りの造形が良いのか腰骨が痛くならず終始快適だった。
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OSPREYはkid'sパックも手抜き無し!
逆U字のステーに沿って背面長が大きくスライドするシステムとあちこちに付いたコンプレッションベルトで安定化を図ることが出来る。成長に合わせて長く使えそうなザック。現行品にはkid'sモデルは無く、復活すると良いなぁと思う。

当日参加のSさんはGregoryの大きいザックとBIBLLERのテントで来てくれました。写真無くてゴメンナサイ。

あと、今回は何故かウェットリブ装着率高し!大人5人中4人という高確率でした。

おしまい


posted by KWSKa3i at 23:04| Comment(7) | TrackBack(0) | ザック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする