2006年12月29日

BSモールトン

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少し前にBSモールトンを完成させた。
モールトンは英国生まれの小径車。現在80歳越えのアレクサンダー・モールトン氏が原型であるシリーズ1を40年前に設計しているが、
氏の協力を得て、ブリヂストンが現代風にアレンジしたのがBSモールトンだ。
今ある全ての小径自転車はモールトンが元祖なのである。

現在モールトンは大きく別けて3種類の車体が存在する。英国製のお城モデルとライセンスモデル、日本製のBSモールトン。
値段は後の物に向かって倍々ゲームで安くなる。が、精度は一番安いはずの日本製BSモールトンが一番。さすが日本製と言うべきか。

完成したBSモールトンは2006年から発売された色指定可能な分割フレームをベースにしている。
厳密には日本車なので、パーツはシマノで組みたい所だが、天邪鬼の私は主要パーツをイタリアのカンパで組んでみた。
最近のカンパやシマノなどのパーツメーカーはレースで勝つパーツ作りを身上としているので、軽量化の為にカーボンを使ってみたり、
デザインを変更したりで、見た目重視の私には面白くない。

そこでオークション等で古いパーツを集めたいが、幸いにもパーツは間に合ってる。
実は何年も前から手持ちのパーツが似合うフレームの登場を待っていたのだ。

クランクは美しいカンパのCレコ、ディレイラーはアルミレコードとコーラスにしてある。シマノにない造形の美しさが特徴。
但し、性能に直接影響するカセットやハブ、ブレーキなどはシマノにしてある。余り見えないので問題ない(笑)。

私がモールトンに求める三大要素は分割、ドロヨケ、スタンド。この三つが揃ってこそ日本で実用で使える自転車になると確信している。
だが、世間で流行ってるBSモールトンの仕様は非分割、ドロヨケナシ、スタンドナシである。
そんな事をしたければロードにでも乗れば良い。小径車は性能が中途半端なので小径を生かした仕様にするのが素直でカッコイイと思う。

この完成したモールトンの一番の特徴はお城製のドロヨケ。標準でドロヨケは付いてくるのだが、デザインがイマイチ。
私の想像通り、このお城製のドロヨケが良く似合う。
ドロヨケは素人目簡単に取り付けられるように見えるが、実は最も取り付けが難しいパーツの一つ。
これを付ける為にフロントサスの金具を削ったり、熱を加え変形させたりしている。
車輪の径に沿うように取り付けるのも腕の見せ所。散々苦労したが、ショップの協力もあり、やっと満足いく仕上がりとなった。


走った感じはスムースその物。低重心とバネ下軽量を両立しているので軽快に進む。
BD−1のような小径車しか乗ったことがなければ、あまりの違いに驚く事必死である。
posted by TKS at 22:36| Comment(6) | TrackBack(0) | TKSの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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